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参道はのんびりと歩けます。
発掘調査に選れば、若宮大路は33mの道幅だったとか。
(平安京の朱雀大路は約84mもあった。)
段葛(だんかずら)…… 源頼朝が1182年(寿永元年)、妻政子の安産を神に願うため、北条時政(ほうじょうときまさ)などに命じて築かせたものです。現在のものは当時のままではありませんが、この工事の時に土を盛り上げた上にふちとりの「かつら石」を置いたため、今でもこのあたりを置石とも、呼んでいま
す。
道幅は八幡宮に近づくにしたがって狭くていますし、石績みも少しずつ低くなっていす。昔は海から見れば八幡宮がより遠くにおごそかに見えたことでしょう。改修や鉄道の開通、桜の植樹などで、大正時代以後に、ほぼ今のような道になりました。
鎌倉市教育委員会発行「かまくら子ども風土記(13版)」より