|  | タ04-01 
 頭の鍛え方
 | これは、単なるハウツー氏気能力開発というよりは、日本式発想を究明する、そしてそのような発想体系を持つ日本人男性理解のためのこの上ない手ががりとなるであろう。(中略) 語り口は軽妙だが、この本には人間の本質にふれる貴重な知恵や味わい深い提言が多い。
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      | 竹内 宏 | 
    
      |  | タ11-11 
 葉隠を読む
 | 戦後の日本はいわば泰平の中、敗戦による混乱、旧支配者層の崩壊、技術革新等々によって各種の矛盾、対立を抱懐させつつ、社会が激変を重ねつつ、富み栄えて行くという、まことに不思議、かつ興味深い時代であった。竹井氏は、この戦後を見事に生き抜き、大成功をおさめた一代風雲児である。その生涯は波乱万丈、その事業も痛快無比だ。 したがって、この著は(葉隠れの著者の)定朝と(竹井氏が)自由自在に語り合っているという趣がある。私はこの本を、二大怪人……怪人物のぶつかり合いとしてこの上なく面白く読んだ。
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      | 竹井博友 | 
    
      |  | マ01-02 
 人の心をつかむ
 | かつて良寛和尚は「いかなるが苦しきものと問うならば、人を距つる心と答えよ」と一句詠んだが、だれも好きこのんで人を距てているわけではないが、現在の人と人との距離は良寛和尚の時代の比ではない。その乖離現象はひどくなりこそすれ、決して縮まるものではない。「部下の心がつかめない」「何を考えているのかわからない」と口にするリーダーは、早晩自滅することになるのではないか。だからこそリーダーの日常業務のかなりの重要な役割から「人心掌握」を欠落させてはならない時代なのである。 | 
    
      | 松本 順 |