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サ06-01

元気が涌き出る本
なによりも、本書はウソがない。さすが、栄誉ある勲二等瑞宝章を受賞された、精神保健業務に永年寄与された著者だけのことはある。文章も実に気取りがなく、まことに酒脱に進行していく。著者のお人柄のなせることかもしれないが、やはりプロのなせる図書。読者層を毎日ストレスに悩む一般サラリーマンに当てているとしても、わたしのような健康な年寄りが読んでも、実に読み応えがある。
斉藤氏が、「楽しく生きる、つまらなく生きるも、本人次第である。人生八十年、大いに楽しく生きてみようではないか」と結ぶ言葉には、全く同感といわざるを得ない。
斉藤茂太

タ07-01

疲れた心をなごませる言葉
 どう考えても、われわれは、肉体的にも精神的にも疲れている。疲れた心を抱えているだけでなく、疲れた心のベールによって、前途を閉ざされている。ここから抜け出すためには、開き直って、この宇宙全体のなかに、無心に自分を投げ出してみることだ。そうすることによって、胃のなかの固いかたまりも消えていく。と同時に、これまで見えなかったものが、少しずつ見えるようになってくる。疲れた心が癒されていくのが、自分でもわかるようになってくる。それは、心の健康がいつのまにか回復している証拠である。
秋庭道博
チ03-01

才野を伸ばす人 つぶす人
人間ほど,後天的な経験によって脳機能がつくられていゆく動物はいない。他の動物に比べて人間は桁違いに大脳が発達している。大脳は後天的な機能獲得のために備わっている器官である。つまり、生まれつきはきわめて不完全であるけれだも、生後の経験によってどのようにもつくられ、進歩を重ねてゆくという点で最も優れているのが人間の脳機能なのである。事実、壮年期は心身のの活気に満ちた時期であり,さらに高齢になるに従って、円熟味を増したり、達人の域に達していく人は少なくない。
千葉康則
な31-05

なにが「脳」を壊していくのか
 記憶を支配する海馬、運動を司る小脳など、「脳」のしくみや働きについては一般的にも知られるようになった。だが、記憶力を低下させ、判断力を奪う痴呆に見られる老化現象、人間を恐l布に陥れた狂牛病など、「脳」の働きを阻害するメカニズムの解明については、未解明な部分が少なくない。「脳」が人体最後の秘境といわれるゆえんである。
 本書は「脳」に関する様々な最新情報をやきしく紹介。『脳』を改題。
中原英臣
/佐川峻
た07-02

頭のいい人悪い人、その差はここだ!
 改めて、「頭がいいというのはどういうことですか?」あるいは「どういう人を頭がいい人というのですか?」と問うてみると、基準はかなりあいまいで、人により、立場によって見方が違う。
 本書では、ビジネスマンに焦点を合わせ、①頭のいいビジネスマンとはどういう人か、②現在、そしてこれからのビジネスマンに期待されている頭のよさとはどういうことか、③さらにはそういう頭の良さ(能力)を身につけるにはどんなことをしたらよいか、について、著者の研究と経験からのヒントを提供してみることにした。
高橋 浩
か24-09

頭がよくなる55の法則
 頭のよさとは何か? ズバリ、「頭のセンス」のことである。では「頭のセンス」は、どうすれば磨かれるのか? それには特殊な訓練は必要ない。本質の理解→判断→推理→記憶→創造という間題解決のサイクルを覚えれぱそれでよい。これこそが、「頭のセンス」を磨くポイントなのだ!本書は能力開発の専門家が、誰もが無理なく取り組めるトレーニング法を具体的に紹介する。『頭のセンスを磨く本」を改題。
樺 旦純
参考にした書籍
頭の良さは“好奇心”と“集聴力”!