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「問題があるのに、それが見えない」が一番の問題!
ア05-01

自分を高め会社を動かす99の鉄則
「経営者論」「リーダーシップ論」「生きがい論」…と多くのビジネス書か世に送り出されている。が、おおかたの本は、古今東西の偉人、大経営者等、卓越した人物を題材としてとりあげているため、どれも今ひとつ身近な問題としての現実感に乏しい。相手が「エラすぎる」ため、ピンとこないのである。
このような不満を感じていたわたしは、「教訓集」でも「金言集」でもない、いわば「普段着のビジネスマン論」として“自分を高め、会社を動かす”法を展開して見た。
新 将命
エ02-01

人格格差の時代
いまや変化の時代、お手本のない時代に入った。経営者を始めとして、サラリーマンのすべてが変わらねばならない。変革の決め手となるのは自己革新能力を欠く中高年は苦しくなっていくことが避けられない。そうゆう状況のもとで経営者・管理職の人材格差となって、よりあらわな形であらわれてくる時代になった。
江坂さんは予言する。「サラリーマン社会が本当にいごごちが悪くなってくるのは、団塊の世代が中高年になるころであろう」と。そうだとすると、もう余り時間がない。どすれば生きていけるのかを真剣に考えねばなるまい。
江坂 彰
オ07-01

感性革命
この「感性革命」という本の凄さは、全体の半分近くが「感性革命の組織技術」にあてられているとおり、組織とその運営についての新しい提案の書でもあるところにある。マーケティング部門の組織論ではなく、二十一世紀に生き残る企業組織感覚がそこにある。その証拠は、「日本原人」の経営時点にはない組織用語の登場にある、ネットワーキング組織、検眼のない時代、共生の思想といった新しい組織のキーワードが、マーケティングは商品開発や販売促進のツールにとどまるものではなく、経営革新のトータルな戦略そのものなのである。
小川 明
ニ03-01

隗(かい)より始めよ
 すでに定説となっていることは、西田さんは本田宗一郎氏と藤沢武夫氏という稀有の創業型経営者の才とアイデアを、実務家として忠実に受け止め、事業の中で実行してきた人ということである。
 しかし、それだけでこの「体験的・ホンダの人間学」と副題のついた本がかかれたとしたら、これほどの声価と反響が得られるとは思えない。たしかに、偉大な創業者と、それを支えて町工場から今日のホンダを築き上げてきた人々の苦闘の歴史とサクセス・ストーリーが背景にあるものの、同時にそれらを西田さんの人生観や人柄というスクリーンに活写することによって、多くの読者を感動させたものといってよい。
西田通弘
参考にした書籍