内藤清成陣屋跡
相模原市南区新戸2058  標高:35.4m
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 天正18(1590)年に、内藤清成が新戸に設けたとされる陣屋跡の伝承地です。
 内藤清成は、三河国岡崎の生まれで、相模国東郡(高座、鎌倉を合わせた郡名)内に五千石を拝領しました。広さ二反六畝余り(約2,600㎡)ほどであったといわれる陣屋は、清成が常駐するためのものではなく、市域における清成の所領である新戸村、磯部村、当麻村、下溝村、上溝村、田名村、大島村の七カ村を支配するために設けられたもので、名主の安藤主水が責任者とされていました。陣屋は領主が代わった後までありましたが、元禄末期に廃絶しました。