新戸の掲示場跡
 相模原市南区新戸 標高:34.8m
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 新戸の掲示場跡は、明治の初め政府の法令や村役場の知らせなどを掲示した場所で、近世から近代の相模原の歴史を伝える史跡です。
 明治8年の新戸村絵図にF2373番掲示場3歩(9.9121)と記されており、また明治期の土地台帳には官有地として「掲示場」と記載されています。
 江戸時代の後期、文政9(1826)年の新戸村絵図には、掲示場の地に高札場を意味する「御制札」と表記されています。また地域では、昔の掲示板があった場所として「ゴハンギヨウ」と呼ばれています。
*1 御制札…幕府等の命令や知らせを板札に墨で書き、庶民に知らせるよう掲示した文書。
*2 ゴハンギヨウ…御判形(書き判や印判のこと)の据えられた文書のことか。