宗珪寺
海老名市下今泉一丁目  標高:23.5m
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 「新編相模国風土記稿」では、山号を天王山、香林寺(小田原市板橋)の末寺とされています。
 本尊は、木造釈迦如来坐像で作風から江戸時代(17世紀から18世紀前半)に造立されたと考えられています。
 また、作風から室町時代(15世紀)に造立されたと推定される木造地蔵菩薩立像元禄3年(1690)に造立された木造薬師如来坐像、作風から江戸時代前期作と考えられる木造阿弥陀如来立像などが安置されています。
 壽翁(?~1442)が開山したと伝えられていることから室町時代に創建されたと考えられます。

 (移転前)庫裡の左手を墓地に向かって行く途中に常緑樹の多羅葉があります。
 肉厚の葉の裏に、細い棒の先で文字や絵を描くことが出来ることからインドで葉の裏に経文を書いた多羅樹からこの名が付いています。

※宗珪寺は、圏央道建設により下今泉に移転しています。
(「自然と歴史のさんぽみち」(海老名市教育委員会発行)より転載)




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