鎌倉駅 東口→ 鶴岡八幡宮へ
距離:708m  標高 出発:6.4m 到着:10.1m 最高:10.1m 最低:5.8m
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 鎌倉駅東口(JR側)を出て、バス乗り場を突き抜け、若宮大路の鶴岡八幡宮の参道を行きます。

 鶴岡八幡宮の参道の「若宮大路」は、頼朝が妻政子の安産を祈願して1182年3月に整備したという。若宮大路は儀礼のための道、御所を除き、武士の屋敷は若宮大路側には門がなかったという。

 「“儀礼”という方式を使い、民を支配する」方法は、古代中国で発達した技法。いまではこの技法は、あまり有効ではなくなりましたが、鎌倉時代においては、最も重要な技法だったのでしょう。
 












 鎌倉駅東口(JR側)の前のバス停を突き抜けます。
 真っ直ぐ、若宮大路に出ます。












 若宮大路の交差点を左折(横断歩道は渡りません)。
 左折後、交差点を振り返ると、信号待ちの女生徒さんが、通行の邪魔にならないように歩道に綺麗に並んでいました。いいマナーですね!
 車道を渡り、参道(二の鳥居から)を行きます。












 参道はのんびりと歩けます。
 発掘調査に選れば、若宮大路は33mの道幅だったとか。

 (平安京の朱雀大路は約84mもあった。)
 段葛(だんかずら)…… 源頼朝が1182年(寿永元年)、妻政子の安産を神に願うため、北条時政(ほうじょうときまさ)などに命じて築かせたものです。現在のものは当時のままではありませんが、この工事の時に土を盛り上げた上にふちとりの「かつら石」を置いたため、今でもこのあたりを置石とも、呼んでいま
す。
 道幅は八幡宮に近づくにしたがって狭くていますし、石績みも少しずつ低くなっていす。昔は海から見れば八幡宮がより遠くにおごそかに見えたことでしょう。改修や鉄道の開通、桜の植樹などで、大正時代以後に、ほぼ今のような道になりました。


 鎌倉市教育委員会発行「かまくら子ども風土記(13版)」より