源氏山公園
標高 出発:72.7m
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 九世紀なかばには、のちに東国平定などに武勲を示す源義家(みなもとのよしいえ)が石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)で元服の儀式を行ない「八幡太郎」と称しました。
 「八幡」は船に立てるたくさんの旗を表わす言葉でしたが、その後、大分県の宇佐(うさ)八幡宮を本宮として、八幡神(応神天皇(おうじんてんのう)の神霊とされる)を祭神とするようになったのです。
 八幡神は、早い時代から反乱の鎮圧や仏教の保護などに霊験を示して各地への広まりをみせます。
 また、源氏の勢力拡大にともなって、八幡信仰も各地へと広がっていきました。
 源頼朝像。

 1980年造立された。
 この源氏山を切り開い、1965年(昭和40年)に造くったこの公園は、桜や紅葉が美しい自然体公園として多くの人々に親しまれていてます。芝生の中央広場に、高さが2mほどある、鎌倉に入った1180年(治承4年)ころの若い源頼朝(みなもとのよりとも)の像が立っています。
 頼朝が鎌倉入りしてから800年の記念事業の一つとして昭和55年に造られたものです。

 鎌倉市教育委員会発行「かまくら子ども風土記(13版)」より
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