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PHP文庫
2003/06/18
ひ17-01
樋口廣太郎
挑めばチャンス 逃げればピンチ
 就任した時のアサヒビールは、毎年30〜40億の資産を売って食いつなぐ、瀕死の企業だった。しかしそれからアサヒビールはシェアを伸ばし、わずか10余年で業界のトップ企業になる。
 その背景には樋口の指導力によって“積極果敢に挑戦する組織”に生まれ変わった事実があった。本書はアサヒビールを奇跡的復活に導いた樋口が「ピンチをチャンスに変える経営」を語った本である。
 逆境にあれば、「このままではいけない。何かを変えなくてはいけない」という危機感をみんなが共有していますから、改革も進めやすくなります。つまり、大胆な手を打つことが可能になるのです。しかも退路が断たれていますから、それこそ死に物狂いで一つの目標に向かって突き進む環境をつくりやすい。まさに、逆境のときこそチャンスなのです。
 この経験を通して私は、逆境や危機のときこそ大きなチャンスに恵まれる、「勝機」は「危機」のすぐ隣にあるということを、強く実感することができました。
                本書「まえがき」より
発行所
書籍CD
初版発行日
著者
題名
副題
解説
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参考
備考
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掲載日
標               題
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21/06/29 不名誉なレッテルを貼られていても認めないこと!
20/07/04 “傷つくのを感じない”ようになると!
19/07/17 理論優先、競争原理の導入の弊害!
19/02/19 大人は「勉強」という二文字にとても弱い!
17/11/23 子どもの体験量が少なくなった!
17/10/02 「頑張れば何でもできるんだ」??
16/05/12 時代の流れをつかむとは!
16/03/30 “地域”の教育力の抑制は危険!
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15/03/20 鬼退治の原形は聖徳太子なのだろうか!
14/06/30 問題解決に「ゲーム」と「ドラマ」の要素を!
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12/07/22 関心が限定された対象にしか向かない、という個性!
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