芭蕉「不易流行」という言葉!
�E�E�E��E�E�E��E�へ
 東京という町は、新しい文化をつくり出す力が強いが、文化の熟成が進まない町。

 その原因は、漂流する人達が集合した町、いろいろな文化を持った人達の集合体のためだ。
 そのため、論理的なコミュニケーションが必要であり、日本の「以心伝心」という隠れた言葉が通じにくい。

 たとえば、芭蕉の「古池や かわず飛び込む 水の音」という俳句、これを論理的に解釈すれば、「古い池があり、その池に蛙が飛び込み、水の音がしました」となり、こんな論理的な解釈をしたがる。

 しかし、以心伝心の文化では、「古い池」と「かわず」の対比で、「蛙は普通は田んぼにいる、何故、古池にいるだろう?」。「古い池」と「水の音」の対比で、古い池のまわりは、木々や苔に覆われ、蛙が飛び込んだ音の余韻には、“静けさ”がいっそう際立っているのだろう。など、人それぞれに解釈が出来る。
 しかし、解釈は人にやって異なるが、大きな違いとはしない。

 「曖昧」は“文化の成熟した姿”、今の東京では成立しにくい文化なのでしょう!
ひ04-01
PHP研究所
 一自動車修理工から身を起こし、本田技研工業を世界的な自動車メーカーに育て上げてきた異色の経営者・本田宗一郎。その自由奔放な発想とユニークな生きざまはすでに多くの人々の知るところである。
 その魅力あふれる個性の源はいったいどこにあるのだろうか。
 本書は、本田宗一郎自身の言葉366篇を収録した珠玉の語録集である。“知恵”と“夢”にあふれる一篇一篇が、人間・本田宗一郎の原点を余すところなく伝えてくれる。       
い40-04
今泉正顕
 下品な上司に部下は心服しない。次世代を担うミドル・リーダーには、"仕事の能力"だけでなく、"品格"が求められている。本書は、管理者に必要な統率力・実行力はもちろん、礼儀作法や遊び心まで、自己を高める上での様々なヒントを紹介する。「聞く耳は不祥事を防ぐ」「マナーの基本は気づき」L語の師を持て」など、人間的な深みのある指導者になるためのアドバイス満載。文庫書き下ろし。
か21-16
川北義則
 大企業の不祥事、無責任なトップ著名人のスキャンダル……。今ほど、“一流”という言葉が揺らいでいる時代はないだろう。本書は、一流と二流の人間を分ける決定的な差は何かを、仕事・恋愛・家庭・生活術など、様々な視点から問い直す。「失敗したときに男の値打ちがわかる」「遊び心が人間を太くする」など、今の自分に迷いを感じたら読むべき、男の人生の羅針盤。『一流の男、二流の男』を改題。