インフレのもとでは売り手が強い立場にある!
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 日本がインフレだった時代(高度成長期)、確かにコスト低減の努力は低かったと思います。

 そこに、1ドル=360円の崩壊や、二度にわたるオイルショックが訪れ、コスト低減活動に火がつきました。

 トヨタ流の“カイゼン”手法を多くの企業が取り入れ、その後も高度成長を続けることができました。

 しかし、いつしかカイゼン活動も下火になり、低成長の時代に入りました。

 さて、これからどうなっていくのでしょうか?
ハ04-01
長谷川慶太郎
 長谷川氏のユニークな診断は、よく一般に流布されている常識論とはかけ離れていて、戸惑いやショックを覚えることがあるが、氏の論理は人間心理を理解することから構成された強力な論理であり、そして確実な予測の的中をもたらすがゆえ、人々はその説明を聞き自らが説得される楽しみまで味わっているのが不思議にさえ思えてくるのである。
 経済状況や予測に関して、後からいろいろ批判めいたことを言うのは簡単だが、自身を持って未来を予測する骨太の論理を展開するには、相当の力量が必要であろう。この著書は、その点でも長谷川氏の力量が十分の発揮されている代表的力作の一つと言える。
イ06-01
井原隆一
 リヨンと体験をに加えて、古今東西にわたる歴史や古典への造詣のふかさが、この本の面白く読ませる秘密である。とりわけ「史記」などからの引用は、まさにこれ以上適切なものはない、といった感がある。
 だから、この本は、普通の財務の本と全く違うのであり、そこが読みどころ、生かしどころである。
そ04-22
小口彦太 監修/造事務所 編著
 韓国や中国の歴史ドラマに出てくる「倭人」。一体何時代の人たちか疑問に思ったことはないだろうか? 本書は、そんな知っているようで知らない三国の歴史を同時並行で学ぼうというもの。なぜ大和朝廷は新羅VS百済の戦いに参加したのか? 「日本」をはじめて認めたのは則天武后? 李氏朝鮮の王子が清の人質になった理由など、政治から文化、経済まで三国の意外な歴史がよくわかる! 文庫書き下ろし。