4時間は話を聴いても、覚えているのは、8分間分以下!
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 リーダーは“なんのために”存在する必要があるのだろう。それは、集団のある目的達成のために、集団の行動を効率的にするのためだろう。

 しかし、人間には“お金・権力・名誉”という、断ち切ることが非常に難しいものが存在している。リーダーにはこの3つが集まりやすい。この人間の弱点を克服する制度を、政治に持ち込んだのが徳川家康のようだ。

 数十万石という大名には権力を持たせず、老中という権力者には数万石クラスの大名を起用し、名誉は○○三十六人衆と言った称号と出番を与え、組織の安定化を目指した。

 歴史上トップクラスの政治家と徳川家康が言われる理由がここにあるが、この知恵は、日本のいろいろな組織にもっともっと取り入れられないのだろうか?
た62-02

仕事ができる人の魔法の口ぐせ
 言葉の持つパワーは絶大である。昔から日本では「言霊思想」が根強いせいか何気なく使っている口ぐせが仕事の成果を大きく左右してきた。本書は3000人のベンチャー起業家に接してきた著者が明かす、なぜか仕事ができる人の口ぐせ集。「ワクワクする」「楽しみだ」などのマンネリ感を打破する口ぐせから、「よくやった、自分」といった、自分の志気を高めるひと言までを一挙公開。文庫書き下ろし。
高城幸司
ア05-01

自分を高め会社を動かす99の鉄則
 「経営者論」「リーダーシップ論」「生きがい論」…と多くのビジネス書か世に送り出されている。が、おおかたの本は、古今東西の偉人、大経営者等、卓越した人物を題材としてとりあげているため、どれも今ひとつ身近な問題としての現実感に乏しい。相手が「エラすぎる」ため、ピンとこないのである。
 このような不満を感じていたわたしは、「教訓集」でも「金言集」でもない、いわば「普段着のビジネスマン論」として“自分を高め、会社を動かす”法を展開して見た。
新 将命