文明=秩序を根底から支えているのはエネルギー!
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ふ30-01

学問のすすめ
 日本人よ! 今こそ「独立の精神」を持て! 怒濤の如く押し寄せる西洋列強のプレッシャーと文明開化の波。急激な西欧化に翻弄される日本人が生まれ変わるために必要なことは何か。他人に頼ることなく自力で生きることの必要性を説いた明治のベストセラーを現代語新訳。グローバル化が進み、価値観の大転換期にあたる現代は明治の当時と酷似している。日々を生き抜く指針が見えてくる一冊。
福沢諭吉
さ30-01

大人たちの失敗
 お金や物は、人間の心を豊かにする手段である。しかし、いつしかお金や物を多く持つことが、多くの日本人の目的になってしまった。そんな価値観に染まり、心を置き忘れて育った子どもや若者たちに、その責任を追及しても、それはお門違いというものだ。彼らを夢のない、心なき人間に育ててしまった責任は、親、大人以外にない。これを失敗と言わずして何と言うのか。日本再生の方途を問う力作評論。
櫻井よしこ
イ01-03

人間学
【沈丁華 言葉少なに 別れけり】
 こうゆう句を重厚な評論の中にさりげなく配する粋本書から学びたいものだ。本書には数々の古典的叡智、原理原則が説かれているが、それらはいずれも伊藤肇氏固有の喜怒哀楽の情念と「人間」に対する深い洞察によって血の通った生き物になっている。
伊藤 肇
ウ01-01

衰亡の法則
本書[衰亡の法則」は、(中略)氏一流の[歴史工学」理論を、とくにシムテムの「衰亡」に注目しつつ、社会システムのさまざまなレベル、すなわち文明・社会・国家・産業・企業などについて、体系的な論述を試みた作品である。とはいえ氏の「趣意は、衰亡もさることながら、歴史の流れ、そこに潜む法則性を掴み出し、白日に晒してそのメカニズムを点検し、来るべき世界がどうなるのかを見抜く助けにするところにある」。その意味で、本書は、馬野氏の一連の著作の中でも、一つの要をなすものである。
馬野周二